父が認知症になり家のお金を見直しました。6個もの保険に入っていることがわかりました。認知が進むと解約も大変になるので、元気なうちに見直しをお勧めします。
両親の保険を見直しました
父が認知症になったのをきっかけに、家のお金の流れと保険を確認しました。なんと、両親あわせて6個の保険に入ってました。
母 … 個人年金 1、医療保険1、生命保険2
父 … 個人年金 1、医療・生命保険1
月々の支払いはなんと6万!生活が厳しいと言っているのに、毎月の支払が6万!!
若いときに入っていた医療保険もそのままで、10年ごとに上がるタイプの保険に入っていたので割高なものになっていました。
認知症が進むと保険を解約できないリスク
認知症が進み、本人の解約意思が確認できないと保険会社が判断できない場合、保険の解約ができないケースがあるそうです。
保険会社によっては事前に家族を登録しておくことで、指定された家族が「契約内容の確認・手続き・保険金請求」をできるサービスがあります。
日本生命:ご契約サポートサービス
住友生命:ご家族アシストプラス
ネットでログインできる場合は、ネット上で登録できます。
解約手続きをするまでに認知症が進むリスクがあります。登録しておくことをお勧めします。また、親が保険の解約はしたくないというケースもあると思うので、その場合はなおさら登録をお勧めします。
保険の利回りを計算した(IRR)
リベ大の動画で知ったラーの鏡(IRR関数)を使って、保険の利回りを計算しました。生命保険の利回りは0.47%、0.56%、0.8%でした。
両親の保険をどうするのがベストか考えてみました。自分の保険だったら全部解約してNISAで運用ですが、両親はNISAでこれから運用するのはリスクが高すぎるので資産運用はしません。定期預金にいれても利率はしれてるので、母の保険はキープ。父の保険は認知症がすすむと、解約できないリスクが出てくるので解約がよいかな、と考えました。ただ、医療保険は元が取れない見込みが高いので解約を勧める方向という方針を自分の中で整理しました。
保険を解約してもらった
母と兄弟が集まった場で利回りなどを説明。母と兄弟も納得してくました。母が父にも話をしてくれました。
結果、母の個人年金保険はほかに良い運用方法がないこともあり、これだけキープ。ほかは全て解約しました。
保険を見直してよかった
保険を見直したことで、月6万浮きました。その分、父の介護費用に回せると喜んでいました。今までいくら損していたんだろう・・・と思うと落ち込みますが、借金がないだけよい。これからもっと楽になる、と思うようにしました。
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