マコなり社長がライティングの本を紹介していたので、読んでみて自分なりにまとめてみました。文章を書くのは好きなんですが、うまく説明できずにもやもやしてることも多いので少しでも解消できればなあと思っています。
この本はよい文章、悪い文章の具体例が多く紹介されており非常にわかりやすいです。
本の中にはトレーニングの項目があり、実際に練習して実践できます。その練習内容も仕事ですぐにつかえるテクニックが多かったので、本を購入して練習してみるのは非常にお勧めです。
ビジネスには書く技術 伝える技術が必要
ビジネス文章はわかりやすく書く必要がありますが、わかりやすく書くには技術が必要なのに、ライティングについて勉強する機会がなく、下手な人が多いそうです。書く技術が身に付けば話が伝わりやすくなり、仕事の効率が上がる。たしかに、自分が言いたいことが伝わればやり取りも減るので効率が上がるというのは納得です。
読者に一読で理解してもらえる工夫が必要
一回さっと読んだだけで理解できる文章。30秒で情報を伝達できるように書くように心がける。どのようなアクションを撮ればよいか判断するのに必要な情報を伝える。
経験ではかけるようにならない
書けるようになるには学習することで身につく
メンタルモデルに配慮する
読み手の予想通りに話が進むと理解しやすい。予想通りに進まないと読みにくいと感じてしまう。
「書く技術」が上がるライティング7つの法則
法則1 文章の冒頭には重要な情報をまとめて書く
文章全体、各章、各節でも冒頭には大事な情報の概略を書く。見出しのあとには必ず総論を書く
1.見出し
総論
1.1見出し
総論
各論
各論
各論
総論を書くときは下記の5点に注意する。
- 各論と内容も説明順も一致させる
- 具体的に書く
- 簡潔に書く:総論は7文前後にまとめる。30秒程度で読める。
- 結論と内容を一致させる
- パット見て概略がつかめるなら総論は書かない
法則2 詳細はパラグラフを使って書く
総論のあとに書く各論では、構成をパラグラフで伝える。同じトピックは1つのパラグラフにまとめる。
効果:情報の整理が容易になる。パラグラフを使う利点
①パラグラフ単位で読み飛ばしが出来るので必要な情報を読める
②全体像をつかみやすいので、一読で理解できる
③レイアウトで情報の方が判断できるので、論理的に構成できる
④トピックをしっかり論証するので、論理的に構成できる
⑤一段高い視点でロジックを検討できるので、論理的に構成できる
構成を考えるときは、構成に注意する。
法則3 パラグラフの冒頭には要約文を書く
パラグラフの先頭には要約文を書く。この要約文だけで拾い読みしても意味が通じるようにする。
法則4 文頭にはすでに述べた情報を書く
すでに述べた情報を「つなぎ」に新情報を展開する。
分の前半で前述した情報を引き継ぎ、分の公判で初出の情報を付加していく。
法則5 並列する情報は同じ構成、同じ表現で書く
並列した情報は、同じ構成・同じ表現を守る。
法則6 一つの分には、一つのポイントだけを書く
一つの文の中には、一つのポイントだけを述べる。
二つの文を党委接続助詞で接続してはいけない。
法則7 無駄なく、簡潔に書く
ビジネス文章は、総論・各論・結論の3部で構成する。それぞれに何を書くか、典型的な方をお覚えておくと効果的な文章を作成できるようになる。
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