親の介護・実家の断捨離・お金の話し合い・介護離職を避ける

お金の知識
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仕事は東京のため東京住まい。実家は長崎です。飛行機でないと帰れないので帰省は年に一度程度でした。

実家は物が多く座る場所もないため、実家によるのは数年に一度あればよい方。家の物やお金について、ゆっくりと話す機会もないまま、父が認知症を発症してしまい大変でした。まだ母が元気なうちに色々対策出来てよかったです。

親が高齢になり、家に数年帰ってない方。親が元気なうちに、時々帰省して家の状況を見ること、お金について話し合うことをお勧めします。

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実家の状況

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実家は物が多く、座れる場所すらない状態。帰省時も宿泊とか無理。実家に寄ってもおばあちゃんにお線香をあげるくらい。その後は家族で外食して終わりでした。

暮らしにくそうだなと思いつつも、親も困ってないと言ってたので、そのままでした。

状況が変わった

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家に物が多いなと思っていた中、父が認知症に。問題行動が増えてきました。廊下や階段にモノだらけ。引っかかかると危ないです。物が多くて手すりをつける工事が出来ない状態。

家のお金も年金でなんとかなってるんだろうな、と突っ込んで話する機会がなかったです。親の貯金がどの位あるかもわかりませんでした。

これは「どげんかせんばいかん」と兄弟全員集合し、話合いをしました。

お金回り

現状確認:家のお金

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私は離れて住んでおり、兄と弟は仕事上、地元を離れることが多いので、父親の介護はできません。母親も介護でまいっている状態。父が合意すれば、施設に入ってほしい。

ただ、施設にいくらかかるかわからず、家にいくらお金があるか、兄弟は毎月いくら出せるのかさっぱりわかりませんでした。

母親に協力してもらい、家のお金をすべて教えてもらいました。

・毎月かかっているお金
・年金
・現在の貯金
・入っている保険

状況を把握したうえで、

月15万の施設にはいった場合、〇年持つ
月20万の施設にはいった場合、〇年持つ

とエクセルで計算し状況を把握しました。

不要な保険の解約

不要な保険に大量に入っていることがわかり、リベの保険チャットで秋山先生に相談させていただきました。父の保険は認知症が進むと解約出来ないリスクがあるので解約。医療保険も幸いなことに貯金はあったので解約しました。

将来の確認:遺族年金

将来、父が亡くなった場合の遺族年金額がわからないと、母が年金だけで暮らせるかどうかわかりません。遺族年金額も年金事務所にいって教えてもらいました。父母がそろっていないと教えてもらえないため、父母つれていきました。

仮に父が亡くなった後も遺族年金+母の年金だけで生活が何とかなることもわかって安心しました。

将来の確認:ケアマネに相談

job_care_manager_man.png母がかかりつけ医に相談し、ケアマネを紹介してもらいました。並行で地域包括センターに相談しましたが、かかりつけ医が一番親身になってくれ、色々動いてくれました。

兄弟がそろった時に、ケアマネから施設にどのくらい費用がかかるか教えてもらいました。介護度にもよりますが、大体15万ほどかかるとのことでした。事前にシミュレーションしてたので驚かずに済みました。

職場に相談

フルリモートOKだったら良かったのですが、コロナ明けで、うちの会社も今年から基本出社に切り替わってしまいました。

幸か不幸か、海外出張中に父親の問題行動が頻発。移動中に上司を捕まえるタイミングが死ぬほどあったので、相談しまくりました。

結果、上司が人事に相談してくれ、帰省時はフルリモートOKとなりました。

困ったら周りに相談ですね。

介護認定

ケアマネが決まったら、介護認定を受けるための申請手続きをしてもらいました。長崎市から認定士が実家に来て父と話しました。介護を受ける人は自分をよく見せようとする傾向があり、介護度が低くでてしまうことがあるそうです。そのため、母に父のやらかし帳を作ってもらい、問題行動があれば日付と一緒にメモを作ってもらいました。認定士さんと話す際にそのメモを見ながら話してもらいました。

長崎市は認定士による状況確認、かかりつけ医の報告書をベースにAIで判定するそうです。すごいですよね。認定士さんが来て認定が下りるまで一ヶ月位かかりました。思ったより時間がかかるため、問題行動が起き始めたら、かかりつけ医、地域包括センターに相談がおすすめです。

次は家の断捨離

お金回りがなんとかなりそうと見通しが立ったので、次は家の断捨離を始めました。最初は物を捨てるのを渋ってた母も、押入の物を全出しし、一つ一つ一緒に物を確認していった結果、これは黄ばんでるから要らないかな。カビてるからもう使えないよね、と捨ててくれました。

貰い物でまだ使えるものを捨てるなんて、という気持ちが強く、一人では捨てられなかったようです。これ捨てていいんじゃない?と他の人からの許しも欲しかったのかな?なんて思いました。

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結果、下記のものを捨てれました。

・タンス – 8個
・本棚 – 4個
・カラーボックス – 4個
・棚 – 3個
・服 – 約100袋
・着物 – 3反
・本 – 約400冊
・シーツ、毛布 – 約10袋
・食器 – 約100皿
・人形 – 約10体
・ぬいぐるみ – 約10個
・プリンター
・空気清浄機
・大量のポスター
・写真

狭い家にこれだけよく入ってたな、と驚いてます。地震の少ない地域でよかった。開かずのエリアも多く、畳にはカビが生えてました。フローリングはこのまま放置してたら腐ってたコースでした。まだ兄弟に体力があり、体が動くうちに整理出来て本当に良かったです。

使いにくい・使ってない家具を捨てて、使い勝手の良い家具を買い足しました。生きたお金の使い方が出来たかな?

断捨離・実家の整理はまだ終わってないので、次回の帰省時にキッチンの整理をやる予定です。

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