【実家の断捨離】母を変えた魔法のことば

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2024年2月に父親の認知症が発覚しました。ケアワーカーさんに家にきてもらったり、手すりを家につけたりしないといけないのですが、物が多すぎて人が座る場所がない、工事できない状態でした。

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家族会議した

3月に家族で集まった際に「荷物減らさんとやばい!」と家族会議したのですが、母は億劫なのか

「私が死んだら捨ててくれたらいいから」

としか言いません。それ、やるのは老いた我々ですよね?😂

現状把握

三人暮らし(両親+弟)の狭い一軒家なのに、タンスが10個以上、本・謎の小物も大量。家族が集まるスペースもありません。

地震が来たら終わります。業者やケアワーカーさんとゆっくり話せる場所もありません。父はリビングで寝泊まりしており万年床。このままだと床腐るんじゃない・・・?という状況。

せめて、まずは仏間に家族が集まれる状況にする、リビングの床を腐らせないを目指すことにしました。

言葉を変えてみた

このまま説得しても状況変わらないな、と思った私。作戦変更しました。母に

👩「ためしに、押入の物を出してみようよ。あとで戻すから
👵「あんたたちが、それだけ言うなら・・・出すだけならいいよ」

になりました。ここまで来たら、あとは行動のみ。兄と押入の物を出しまくります。そうすると・・・

・黄ばんだシーツ
・カビの生えた毛布
・錆びた鍋

などなど出てきました。

ここで「捨てなよ」と言ってはいけません。

👩「これどうする?戻す?」
👵「そうねえ、これは使わないわねえ。捨てよっか」

になりました。最初の物が捨てられると

👵「毛布こんなに要らないわねえ・・・汚いのは捨てようか」

と捨てるものが増えてきました。

断捨離が進んだ

私は遠方に住んでいたので、毎週・毎月行くわけにはいかきません。数か月に一度、一週間ほどまとめて帰省を3回ほどしました。

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母が色々吹っ切れて、捨てたものの一部です。数時間でこれだけ出ました。

整理整頓も含めて業者に頼むと、戸建てだと100万近くかかるケースもあるらしいです。みんなが元気なうちに整理できて良かったです。

交通費・移動費で数十万飛んだ気がしますが、帰省するキッカケが増え、家族で過ごせた時間が増えたので良かったです。

自分たちのためにも実家を片付け

実家の片付けはもちろん親のためにもなりますが、自分たちのためにもなります。親の死後、荷物を分別して捨てるのは大変です。親が元気なうちなら、大事なものなのか・要らないものなのかの判断も親にしてもらえます。

親がなかなか乗り気になってくれない・・・という人が多いと思いますが、その場合は、かける言葉を変えてみてはいかがでしょうか?

参考になると嬉しいです😊

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